“八谷”の読み方と例文
読み方割合
やたに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「またその身にこけまた檜榲ひすぎい」というのは熔岩流の表面の峨々ががたる起伏の形容とも見られなくはない。「その長さ谿たに八谷やたに八尾やおをわたりて」
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その大蛇は頭と尾がおのおの八つあり、背中には松や柏が生へて体ぜんたいの長さが八丘やおか八谷やたにに這ひ渡つたといふから、相当の長さであつたと思はれる。
大へび小へび (新字旧仮名) / 片山広子(著)
八谷やたにおくらすかな
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)