“八百八谷”の読み方と例文
読み方割合
はっぴゃくやだに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しり松火たいまつをつけられているように、真っ赤な傷口を持っている例の奔馬ほんばは、あれから盲滅法に駈けだして、八百八谷はっぴゃくやだにという鈴鹿の山坂を、またたく間に駈け通し、蟹坂かにさかを突破し
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)