“小峡”のいろいろな読み方と例文
旧字:小峽
読み方割合
をがひ66.7%
をかひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪祭は睦月むつき神事かむごと、その雪は田の面のしづめ、雪こそはとよの年の、穂に穂積むみのりのしるし、その雪を神に祈ると、その雪に神と遊ぶと、山峡や小峡をがひの子らが、あなかそか、鬼の子鬼が、雪祭四方よもの鎮めと
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
夏照りの山の小峡をがひにひそかなる部落あり我は空ゆ見むとす
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
馬込まごめ盆地の暑き小峡をかひにうちひびきかはづは啼けり草いきれ立ち
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)