“四方”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あたり65.0%
よも21.9%
しほう7.5%
しはう3.9%
しはうの0.3%
そこいら0.3%
どちら0.3%
まわり0.3%
よかた0.3%
よつかた0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“四方”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語7.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌3.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
欄干らんかん越しに船へ聲をかける八五郎。四方あたりは幸ひ、不意の出來事にシーンとして、船に殘つた平次にも聽えました。
平次は四方あたりを見廻しましたが、ツイ右手にかなり大きな物置のあるのを見ると、其處に喜八を誘ひ込んで腰をおろしました。
四方よも景色けしきながめてつたが、其内そのうちにネープルスかう燈光ともしびかすかになり
それから上へあがって、物干しに上って四方よもの景色を眺めたら、あちらに一本、こちらに三四本と八分通りの桜が見えました。
「上って、四方しほうに気をつけて見たが、隠れてる人間も居なかった。なァ、源太げんた友三ともぞう雲的うんてき
夜泣き鉄骨 (新字新仮名) / 海野十三(著)
昨夕あれほど登ったつもりだのに、まだ登るんだからうそのようでもあるが実際見渡して見ると四方しほうは山ばかりだ。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それを石橋いしばしわたしとでしきり掘出ほりだしにかゝつた、すると群雄ぐんいう四方しはうよりおこつて
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
くわ四方しはうり、ふかおよび、ひろひとれてす。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
丈夫ぢやうふ四方しはうのこゝろざし唐人からびとの言ひけん、こは恐らくは八方の誤りなるべし。
青眼白頭 (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
時々雪の中を通る荷車の音が寂しく聞える位、四方そこいらひっそりとして、沈まり返って、戸の外で雪の積るのが思いやられるのでした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
六七年以前より新道が開け、道も大きに楽になりましたが、其の折は未だ道幅狭く、なだれ登りに掛ると、四方どちらを見ても山また山でございまして、中を流るゝ山田川、其の川上は日向見川ひなたみがわより四万川に落る水で有りますから
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
また、ひとしきり奇怪な読経が湧き起って、魔像とお静の四方まわりを、黒装束の人間の輪が、クルクルと廻り始めました。
「根岸にはお大名の別荘しもやしきが沢山あるけれど、加賀様のお姫さまがたは揃ってお美しかった。お前さん、はなの咲くころに、お三方さんかたもお四方よかたも揃っておいでになると、まるで田舎源氏の挿絵のようさね。」
治明博士の予想した如く、一週間後に名津子はすっかり元気になり、それまでのあやしき態度も消え、元の名津子に戻った。そして隆夫やけん二宮にのみや四方よつかたの交際ももとに復した。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「おい、四方よつかた君。君はどう思う」
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)