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真青
ふりがな文庫
“真青”のいろいろな読み方と例文
旧字:
眞青
読み方
割合
まっさお
86.3%
まつさを
6.3%
まさを
4.2%
まさお
1.1%
まつあを
1.1%
まつさお
1.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まっさお
(逆引き)
しいんと一斉に
固唾
(
かたず
)
を呑んだ黒い影をそよがせて、
真青
(
まっさお
)
な月光に染まっている障子の表をさっとひと
撫
(
な
)
で冷たい夜風が撫でていった。
十万石の怪談
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
真青(まっさお)の例文をもっと
(50作品+)
見る
まつさを
(逆引き)
だから、日本へ来て緑の濃い
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
と
真青
(
まつさを
)
な水の色を見るのが
何
(
ど
)
れほど愉快だか知れないと云ふのであつた。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
真青(まつさを)の例文をもっと
(6作品)
見る
まさを
(逆引き)
露つけて今朝すばらしく
真青
(
まさを
)
なりうしのしつぺいの放射線の
芒
(
のぎ
)
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
真青(まさを)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
まさお
(逆引き)
「げにしかり」と
老婦
(
おうな
)
口を入れて源叔父の顔を見上げぬ。源叔父はもの案じ顔にてしばし答えず。西の山
懐
(
ふところ
)
より真直に立ちのぼる煙の末の夕日に輝きて
真青
(
まさお
)
なるをみつめしようなり。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
真青(まさお)の例文をもっと
(1作品)
見る
まつあを
(逆引き)
……
扉
(
とびら
)
浅
(
あさ
)
うして、
然
(
しか
)
も
暗
(
くら
)
き
奥
(
おく
)
に、一
個
(
こ
)
人面蛇体
(
にんめんじやたい
)
の
神
(
かみ
)
の、
躯
(
からだ
)
を三
畝
(
うね
)
り、
尾
(
を
)
と
共
(
とも
)
に一
口
(
ふり
)
の
剣
(
つるぎ
)
を
絡
(
まと
)
うたのが
陰影
(
いんえい
)
に
立
(
た
)
つて、
面
(
おもて
)
は
剣
(
つるぎ
)
とゝもに
真青
(
まつあを
)
なのを
見
(
み
)
た
時
(
とき
)
よ。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
真青(まつあを)の例文をもっと
(1作品)
見る
まつさお
(逆引き)
支那風に彩色した
軽舟
(
サンパン
)
は
真青
(
まつさお
)
な海の上と灰色した堀割の石垣と石橋の下をば絶えず動いてゐる。西洋人と支那人と内地人の子供は青物市場のほとりに入乱れて遊んでゐる。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
真青(まつさお)の例文をもっと
(1作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮
“真青”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
江戸川乱歩
北原白秋
海野十三
中里介山
二葉亭四迷
魯迅
永井荷風
水上滝太郎
有島武郎