“畝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うね68.6%
13.5%
あぜ8.3%
2.6%
うねり1.9%
1.9%
ウネ0.6%
うねび0.6%
はたけ0.6%
ウナ0.6%
スウエル0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次畦間りあげてそれから自分しく大豆めた。勘次間懶つこいおつぎのもとををひよつといた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
作男は坊さんと何か話をしていたような素振りさえ見えたが、官私二人の探偵姿を見ると、俄にプリプリしたように鋤をの中に突込んだ。
も畑もあったものじゃありません、廂下から土間のまわりまで、鰯を詰込んで、どうかすると、この石柵の上まで敷詰める。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
決して一直線に付いて居るのでなくって山のうねうねとねくって居るところをり廻って、あるいはりあるいはって行きますので
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
背後突抜けの岸で、ここにもと一面な水がく澄んで、ひたひたと小波が絶えず間近う来る。
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
乾艮二方の繁栄は到底自分等の居を営むを許さざるを述べ、六条以北、窮僻の地に、十有余を得たのを幸とし、隆きに就きては小山をり、窪きに就きては小池穿
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
黒ずんで見える峰々が、入りくみ、絡みあつて、深々とつてゐる。其が見えたり隠れたりするのは、この夜更けになつて、俄かに出て来た霞の所為だ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
防戰の持場は赤間口、町、金出口、金出宿、宰府口、比惠の原、岩戸口、三瀬越、唐津口、生松原、船手と城内とに分けられた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
そして、私の家に出入りしてゐた和助といふ老人夫婦が、自ら望んでそこの留守番になつた。肥桶や僅かな農具をへて渡つて、島のを耕すのだと云つてゐた。
避病院 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
其で、廿年・廿五年後の今日では、古い畑の石ころを、時々気まぐれに掘り棄てる位で満足して、新しい焼きはう、と言ふ積りもなくなつて居るらしく見えると言ふ事でした。
芝居に出た名残星月夜 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
石を噛んで泡立つとき、玉霰飛び、綿花投げられ、氷の断片流動し、岩石に支えられて渦や反流を生じ、の寄せては返すとき、一万尺の分身なる石と、万古の雪の後身なる水とは
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)