“畝火”の読み方と例文
読み方割合
うねび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉だすき 畝火うねびの山の 橿原かしはらの 日知ひじりの御代みよゆ あれましし 神のことごと つがの木の いやつぎつぎに あめの下 知ろしめししを そらみつ やまとを
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
(こは物部の連、穗積の臣、婇臣が祖なり。)かれかくのごと、荒ぶる神どもを言向ことむけやはし、まつろはぬ人どもを退はらひて、畝火うねび白檮原かしはらの宮四〇にましまして、天の下らしめしき。
美母呂能ミモロノ伊都加斯賀母登イツカシガモト加斯賀母登カシガモト由由斯伎加母ユユシキカモ加志波良袁登売カシハラヲトメ、云々とある如く、神聖なる場面と関聯し、橿原かしはら畝火うねびの山というように、橿の木がそのあたり一帯に茂っていたものと見て
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)