“撥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
43.2%
ばち39.8%
はじ4.5%
はら2.3%
はね2.3%
はぐ1.9%
ばつ1.5%
0.8%
ほじ0.4%
あば0.4%
すてさ0.4%
のぞ0.4%
はず0.4%
はつた0.4%
0.4%
ぱつ0.4%
0.4%
ハラ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たかが熊本君ごときに、酒を飲む人の話は、信用できませんからね、と憫笑を以て言われても、私には、すぐにね返す言葉が無い。
乞食学生 (新字新仮名) / 太宰治(著)
と、をあわせながら、与吉、気が気でない。その左膳のうしろに、あのチョビ安の小僧が、お小姓然と、ちゃんと控えているんで。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
或はき合うのかと、その両方から味ってそこにある関係への判断をも自分の心の世界の中のものとしてゆく、それを云うのだと思う。
そこでかようにして亂暴な神たちを平定し、服從しない人どもを追いつて、畝傍橿原の宮において天下をお治めになりました。
脊筋さがりにかつぎたるほどこそよけれ、たかひくのの、ともすれば、ぬかるみのひやりとして、らぬだに覺束なきを、やがて追分んとして
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と社長はページをパラ/\った。何うやら不足らしい面持と見受けた。
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
愚図愚図してるんだ! おれがこうして、さり気なく話のを合わして足停めしておくあいだに、すっかりこの家の廻りにも手配
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
が、これもやはり、本館で聞いても参事官官舎で聞いても何の要領も得ず太子はお帰りになったの一点張りで突っねられてしまった。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
お杉の声をに聞きながら、重太郎も𤢖も霧の中をいて出た。お杉は笑いながら再び焚火をり初めた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
廊下や部屋の樣子は、油屋で呑み込めてゐたから、ズン/\入つたり𢌞つたりして、鏡臺や手匣の類をき探した。
石川五右衛門の生立 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
百冗以遊 百冗りてて遊ぶ
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
若しそれらを彼が本当にその詩を書いたのち綺麗さっぱりとき去ってしまったなら、その詩人はひょっとしたらその詩をきっかけに、だんだん詩なんぞは書かなくなるのではないか
幼年時代 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
鍛練した目的はちがっていたが、こういう困苦に向って、彼の引きった肢体はいよいよんでいるようであった。けついだ血と、思い定めた一旦の意志が烱光を放つのだ。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
に越前守殿の前に駈來り立乍ら大音天一坊は贋者にて山伏感應院の弟子寶澤と云者なり若君には寶永二酉年三月十五日御早世に相違なし委細は是に候とて書留へ差出し兩人は平伏なし私共天一坊贋者の儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
鈴のような眼を真っ赤に泣き腫らして、屍骸の傍に坐わっていた。ちだこの見える細い指で、死人の顔を覆った白布を直しながら応えた。
、また、眼もとまらぬ一、すべて見事な肉体の演舞だった。史進は、声をらして、そのから臓腑を吐かんとするほどに身も疲れてしまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小翠は戸を閉めて、また元豊を扮装さして項羽にしたて、呼韓耶単于をこしらえ、自分はきれいな着物を着て美人に扮装して帳下の舞を舞った。またある時は王昭君に扮装して琵琶をいた。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
是に其須勢理毘売命、蛇の比礼を其夫に授けて、申し給わく、其蛇わんとせば、此比礼を三度振りて、打い給えと詔給う。故教のごとし給いしかば、蛇自ら静りし故に、やすく寝給いき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)