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ハラ
ふりがな文庫
“ハラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
はら
語句
割合
祓
38.9%
母
16.7%
払
11.1%
胎
11.1%
原
5.6%
掃
5.6%
撥
5.6%
解釈
5.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祓
(逆引き)
人間の形代なる
祓
(
ハラ
)
への
撫
(
ナ
)
で
物
(
モノ
)
は、少々意味が変つて居る。別の物に代理させると言ふ考へで、道教の影響が這入つて居るのである。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハラ(祓)の例文をもっと
(7作品)
見る
母
(逆引き)
郎女樣のお
從兄
(
イトコ
)
惠美の
若子
(
ワクゴ
)
さまのお
母
(
ハラ
)
樣も、當麻
ノ
眞人のお
出
(
デ
)
ぢやげな——。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハラ(母)の例文をもっと
(3作品)
見る
払
(逆引き)
的
(
マト
)
言
(
イ
)
イアテルヨリハ、ワガ
思念開陳
(
シネンカイチン
)
ノ
体系
(
タイケイ
)
、
筋
(
スジ
)
ミチ
立
(
タ
)
チテ
在
(
ア
)
リ、アラワナル
矛盾
(
ムジュン
)
モナシ、
一応
(
イチオウ
)
ノ
首肯
(
シュコウ
)
ニ
価
(
アタイ
)
スレバ、
我事
(
ワガコト
)
オワレリ、
白扇
(
ハクセン
)
サットヒライテ、スネノ
蚊
(
カ
)
、
追
(
オ
)
イ
払
(
ハラ
)
ウ。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ハラ(払)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
胎
(逆引き)
彼の久しく
懐
(
モ
)
ち
胎
(
ハラ
)
んでゐた、溌剌たる処女の誕生であつた。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハラ(胎)の例文をもっと
(2作品)
見る
原
(逆引き)
其神の常在る国を、大空に観じては
高天
(
タカマ
)
个
原
(
ハラ
)
と言ひ、海のあなたと考へる村人は、
常世
(
トコヨ
)
の国と名づけて居た。
「とこよ」と「まれびと」と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハラ(原)の例文をもっと
(1作品)
見る
掃
(逆引き)
わたくしは毎年冬の
寝覚
(
ねざめ
)
に、落葉を掃く同じようなこの響をきくと、やはり毎年同じように、「老愁ハ葉ノ如ク
掃
(
ハラ
)
ヘドモ尽キズ蔌蔌タル声中又秋ヲ送ル。」と言った
館柳湾
(
たちりゅうわん
)
の句を心頭に思浮べる。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ハラ(掃)の例文をもっと
(1作品)
見る
撥
(逆引き)
是に其
妻
(
ミメ
)
須勢理毘売
ノ
命、蛇の
比礼
(
ヒレ
)
を其夫に授けて、申し給わく、其蛇
喰
(
ク
)
わんとせば、此比礼を三度振りて、打
撥
(
ハラ
)
い給えと詔給う。故教のごとし給いしかば、蛇自ら静りし故に、やすく寝給いき。
比較神話学
(新字新仮名)
/
高木敏雄
(著)
ハラ(撥)の例文をもっと
(1作品)
見る
解釈
(逆引き)
千鳥は
外貌
(
ミテクレ
)
十分、
解釈
(
ハラ
)
が違つてゐた。立女形の役どこであつても、立女形の腹で演ずべき蜑処女ではなかつたからである。千鳥で失敗し、静御前で成功するなどは思ひもよらなかつた。
芸の有為転変相
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハラ(解釈)の例文をもっと
(1作品)
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