“若子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わくご52.9%
ワクゴ29.4%
わかこ5.9%
わかご5.9%
わこ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また春日のなか若子わくごが女、老女子おみなこの郎女に娶ひて、生みませる御子、難波の王、次に桑田の王、次に春日の王、次に大俣おほまたの王四柱。
あをによし 奈良のはざまに、斯々弐暮能シヽジモノ みづくへこもり、みなそゝぐ 鮪の若子ワクゴを あさりな。ゐのこ(武烈紀)
小宮君は若子わかこさんの手を取って立ち上る。若子さんというんだ。映画の『エンド』を思い出させるような恰好になるから、そばにいるものは当てられる。
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
やはりまた荒乳の山中にして産のひもを解きたもうといい、取上げたる若子わかごは面は六つ御手は十二ある異相の産児にして、ただちに都率天とそつてんに昇り住したまい
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
と吸ひ付け「あなた方あ、お開帳参でございますね、若子わこ様は道草だ、わつちどもの在処の子供と違ひ、お綺麗きれいのお生れでございますねえ」