“胎”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はら47.1%
たい33.3%
なか5.9%
のこ5.9%
ハラ3.9%
みごも2.0%
やど2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“胎”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 政治 > 国家の形態・政治体制100.0%
哲学 > キリスト教 > 聖書33.3%
文学 > イタリア文学 > 詩21.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「彼方の女は子を産むいのししのように太っている。見よ、長羅、彼方の女は子をはらんだ冬の狐のように太っている。」
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
そして彼は非常に陰惨な気持になり、次には捨鉢な気持になり、それから、何でも期待し得るはらを据えた而も暗い気持になった。
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
われはこれ天使の愛なり、われらの願ひの宿やどなりしたいよりいづるそのたふとき悦びを我今めぐる 一〇三—一〇五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
伏して念う、某、殺青さっせいこつとなし、染素せんそたいと成し、墳壠ふんろうに埋蔵せらる。
牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「何度おっしゃっても無駄よ、あたしはもう決心しているのよ。あたしがおなかにもっている可愛いい坊やを、大事に育てるんです」
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「お前は、」と彼は囁くように云った、「おなかの子供に対して、どんな感じがする?」
幻の彼方 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
「皇宗の後裔にのこし給える統治の洪範こうはん紹述しょうじつするに外ならず」という一句がある。
五百はこれを見て苦々にがにがしくは思ったが、酒を飲まぬ優善であるから、よしや少しく興に乗じたからといって、のちわずらいのこすような事はあるまいと気に掛けずにいた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
彼の久しくハラんでゐた、溌剌たる処女の誕生であつた。
母ハ我ガハラナリ、胎ハ我ガ身命ノモトナリ。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
算哲の愛妾岩間富枝にみごもったのだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
丈「ハッハッ、お母アおめえのような正直ものゝ腹へ己のような不孝者が何うしてやどったかと、目が醒めて見りゃア、実に何うも済まねえことをした」