トップ
>
母胎
ふりがな文庫
“母胎”の読み方と例文
読み方
割合
ぼたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼたい
(逆引き)
それは、無心な風が、花粉を
撒
(
ま
)
いて、土のある所には必ず次の花となる
母胎
(
ぼたい
)
を作ってゆくように、善信の身に、自然に備わっている力のようにみえる。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昨夜、台所の
竈台
(
へっついだい
)
の下の
空籠
(
からかご
)
の中で、犬のピンがうめいたり
叫
(
さけ
)
んだりして居たが、到頭四疋子を生んだ。
茶色
(
ちゃいろ
)
が二疋、
黒
(
くろ
)
が二疋、あの小さな
母胎
(
ぼたい
)
からよく四疋も生れたものだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
が、
一人
(
ひとり
)
の
幼児
(
おさなご
)
が
母胎
(
ぼたい
)
に
宿
(
やど
)
った
時
(
とき
)
に、
同一系統
(
どういつけいとう
)
の
竜神
(
りゅうじん
)
がその
幼児
(
おさなご
)
の
守護霊
(
しゅごれい
)
又
(
また
)
は
司配霊
(
しはいれい
)
として
働
(
はたら
)
くことは
決
(
けっ
)
して
珍
(
めず
)
らしいことでもない。それが
竜神
(
りゅうじん
)
として
大切
(
たいせつ
)
な
修業
(
しゅぎょう
)
の
一
(
ひと
)
つでもあるのじゃ……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
母胎(ぼたい)の例文をもっと
(6作品)
見る
“母胎”の意味
《名詞》
母胎(ぼたい)
妊娠している母体。特にその胎内。
何かができる際の基礎となるもの。または、ことがら。
(出典:Wiktionary)
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
胎
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“母”で始まる語句
母
母屋
母親
母子
母様
母娘
母家
母衣
母樣
母者人
検索の候補
異母胎
聖母胎
“母胎”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
ウィリアム・シェークスピア
浅野和三郎
徳冨蘆花
吉川英治
海野十三