“母胎”の読み方と例文
読み方割合
ぼたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、無心な風が、花粉を撒(ま)いて、土のある所には必ず次の花となる母胎(ぼたい)を作ってゆくように、善信の身に、自然に備わっている力のようにみえる。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昨夜、台所の竈台(へっついだい)の下の空籠(からかご)の中で、犬のピンがうめいたり叫(さけ)んだりして居たが、到頭四疋子を生んだ。茶色(ちゃいろ)が二疋、黒(くろ)が二疋、あの小さな母胎(ぼたい)からよく四疋も生れたものだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
が、一人(ひとり)の幼児(おさなご)が母胎(ぼたい)に宿(やど)った時(とき)に、同一系統(どういつけいとう)の竜神(りゅうじん)がその幼児(おさなご)の守護霊(しゅごれい)又(また)は司配霊(しはいれい)として働(はたら)くことは決(けっ)して珍(めず)らしいことでもない。それが竜神(りゅうじん)として大切(たいせつ)な修業(しゅぎょう)の一(ひと)つでもあるのじゃ……。