“修業”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅぎょう50.0%
しゆげふ21.9%
しうげふ9.4%
しゅうぎょう9.4%
しゆげう3.1%
しゆぎやう3.1%
シユウギヤウ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からすさん、わたしは、三ねんあいだそらうえんでゆく稽古けいこをしました。そして、いまは、あめにもかぜにもひるまぬ修業しゅぎょうみました。
紅すずめ (新字新仮名) / 小川未明(著)
この矮小わいせう若僧じやくそうは、まだ出家しゆつけをしないまへ、たゞの俗人ぞくじんとして此所こゝ修業しゆげふとき七日なのかあひだ結跏けつかしたぎりすこしもうごかなかつたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
とうさんは九つのとしまで、祖父おぢいさんや祖母おばあさんの膝下ひざもとましたがそのとしあき祖父おぢいさんのいゝつけで、東京とうきやう學問がくもん修業しうげふることにりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
のみならず二人ともきずつき易い神経を持って生まれているのです。が、K君はS君のように容易に弱みを見せません。実際また弱みを見せない修業しゅうぎょうを積もうともしているらしいのです。
手紙 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
龍華寺りようげじ信如しんによしゆう修業しゆげうには立出たちいづ風説うわさをも美登利みどりえてかざりき、あり意地いぢをばそのまゝにふうめて、此處こゝしばらくのあやしの現象さまれをれともおもはれず
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いゑ生㧞はへぬきの實子じつしにてもあらば、かゝるむかへのよしや十たび十五たびたらんとも、おもひちての修業しゆぎやうなれば一トかど學問がくもんみがかぬほどは不孝ふこうつみゆるしたまへとでもいひやりて
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
凡隊中修業シユウギヤウ分課ブンクハ 政‐法セイホウ 火‐技クハギ 航‐海カウカイ 滊‐機キキ 語‐学ゴガク等ノ如キ 其志ニシタガウトル 互ニ相勉励ベンレイ 敢テ或ハオコタルコト勿レ
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)