“しゆぎやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
修行72.7%
修業9.1%
執行9.1%
首行9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなるゝはかなしけれど是も修行しゆぎやうなれば決して御案おあんじ下さるなとて空々敷そら/″\しく辭儀じぎをなし一先感應院へ歸り下男げなん善助に向ひ明朝あした早く出立すれば何卒握飯にぎりめし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いゑ生㧞はへぬきの實子じつしにてもあらば、かゝるむかへのよしや十たび十五たびたらんとも、おもひちての修業しゆぎやうなれば一トかど學問がくもんみがかぬほどは不孝ふこうつみゆるしたまへとでもいひやりて
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
聖母の恩赦の祭日に本堂で夜のミサが執行しゆぎやうせられた。参詣人はおびたゞしかつた。そこで長老が儀式をした。セルギウスは自分の持場に席を占めて祈祷をしてゐた。
是はもと唐以前の書で、王等が採り用ゐたのである。既にして人あつて古版首行しゆぎやうの「太平聖恵方」の五字を削り去り、単行本としていちのぼせた。故に首行のかみに空白を存じてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)