“風説”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うわさ67.3%
うはさ21.8%
ふうせつ10.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下座語(げざがたり)の懐へ、どろんと消え、ひょいと出る、早替(はやがわり)の達人と、浮世床にて風説(うわさ)の高き、正三位(しょうさんみ)勲(くん)何等、大木戸伯爵と申すはこれなり。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「あゝ……いまも風説(うはさ)をして、案(あん)じて居(ゐ)ました。お住居(すまひ)は澁谷(しぶや)だが、あなたは下町(したまち)へお出掛(でか)けがちだから。」
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
其処(そこ)も魔所(ましよ)ぢやと名(な)が高(たか)い。時々(とき/″\)山(やま)が空(くう)に成(な)つて寂(しん)とすると、ころころと采(さい)を投(な)げる音(おと)が木樵(きこり)の耳(みゝ)に響(ひゞ)くとやら風説(ふうせつ)するで。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)