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風説
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ふうせつ
ふりがな文庫
“
風説
(
ふうせつ
)” の例文
其処
(
そこ
)
も
魔所
(
ましよ
)
ぢやと
名
(
な
)
が
高
(
たか
)
い。
時々
(
とき/″\
)
山
(
やま
)
が
空
(
くう
)
に
成
(
な
)
つて
寂
(
しん
)
とすると、ころころと
采
(
さい
)
を
投
(
な
)
げる
音
(
おと
)
が
木樵
(
きこり
)
の
耳
(
みゝ
)
に
響
(
ひゞ
)
くとやら
風説
(
ふうせつ
)
するで。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
是以
(
こゝをもつて
)
君を
廃
(
はい
)
して親王を立、
国柄
(
こくへい
)
を一人の手に
握
(
にぎら
)
んとの
密謀
(
みつぼう
)
あり
法皇
(
ほふわう
)
も是に
応
(
おう
)
じ玉ふの
風説
(
ふうせつ
)
ありと
言
(
ことば
)
を
巧
(
たくみ
)
に
讒
(
ざん
)
しけり。時に 延喜帝御年十七なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しかしこの辺まで聞えている
風説
(
ふうせつ
)
に徴すると、その海上の往来こそかえって危険極まるものらしいのである。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一
住吉
(
すみよし
)
町忠八店吉兵衞申上奉つり候私し
娘
(
むすめ
)
島
(
しま
)
と申者三年以前より
御旗本
(
おんはたもと
)
嘉川主税之助樣御屋敷へ
腰元
(
こしもと
)
奉公に
差出
(
さしいだ
)
し
置
(
おき
)
候處當人へ用事之あり昨年冬中より
度々
(
たび/\
)
御屋敷へ罷出候へ共
何
(
なに
)
か
御取込
(
おんとりこみ
)
の儀御座候由にて一向に
御逢
(
おんあは
)
せ
下
(
くだ
)
さらず何共
合點
(
がてん
)
行
(
ゆか
)
ざる事と存じ居候中世間の
風説
(
ふうせつ
)
惡
(
あし
)
き儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
是以
(
こゝをもつて
)
君を
廃
(
はい
)
して親王を立、
国柄
(
こくへい
)
を一人の手に
握
(
にぎら
)
んとの
密謀
(
みつぼう
)
あり
法皇
(
ほふわう
)
も是に
応
(
おう
)
じ玉ふの
風説
(
ふうせつ
)
ありと
言
(
ことば
)
を
巧
(
たくみ
)
に
讒
(
ざん
)
しけり。時に 延喜帝御年十七なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
駁
(
ばく
)
す者を敵視するなよ。おそらくそちの意志ではなく、
無根
(
むこん
)
の
風説
(
ふうせつ
)
とわしは信じておるが、柳沢吉保に
頤使
(
いし
)
されて、諸方に奔走するなどといううわさも聞く。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“風説”の意味
《名詞》
噂。世間に流れる情報。
(出典:Wiktionary)
“風説(
噂
)”の解説
噂(うわさ)は、その内容が事実であるかどうかを問わず、世間で言い交わされている話のこと。類義語として流言、飛語(蜚語)、風説、デマ、ゴシップなどがある。語源は「浮沙汰(うわさた)」である。デマの流布行為は名誉毀損・信用毀損罪や偽計業務妨害罪に問われる。
噂は口コミ、また歴史的には落書(落し文)、現代ではインターネットなどの媒体を通じて流布される。
(出典:Wikipedia)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
“風”で始まる語句
風
風情
風邪
風采
風呂
風体
風呂敷
風貌
風靡
風呂敷包