“風貌”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ふうぼう92.5%
ふうばう6.0%
かおかたち1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“風貌”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語7.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼はその男の風貌ふうぼうや人柄を想像してみて、通俗小説にでもありそうな一つの色っぽい出来事と場面を描いてみたりしていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
閑居のことであるから、そんな人もやや近い所でほのかに源氏の風貌ふうぼうに接することもあって侍は喜びの涙を流していた。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)
丸きり六年はぬのだが、その風貌ふうばうといひ、その態度といひ、更に昔に変らぬので、これを見ても、山中の平和が、直ぐ自分の脳に浮んだ。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
總髮に無精髯ぶしやうひげ、眼が細くて蟲喰ひ眉で、鼻がシラノ・ド・ベルジユラツク風で、唇の厚い、首の短かい、まことに怪奇な風貌ふうばうです。
「これをくれる持って行け。なるほどお前の風貌かおかたちなら、美しい女に恋されもしまい。気の毒だな、同情する。俺はそういう人間へ、充分同情の出来る者だ。恋などするな、恋は苦しい。……さあ遠慮なく金を取れ。そうして酒でも飲んでくれ」
柳営秘録かつえ蔵 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)