“柵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さく84.5%
しがらみ12.6%
しがら2.4%
しゃく0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
Aは、ニコライの柵(さく)のところから、東京の街を見おろしながら、ミスタ、ヤマカワと呼ばれたような気がして、ひやっとしたのです。
姉の柵(しがらみ)は返辞をしない。で室(へや)の中は静かであった。柵は三十を過ごしていた。とはいえ艶冶(えんや)たる風貌(ふうぼう)は二十四、五にしか見えなかった。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
我が思ふ事に一錢の融通も叶ふまじく、いはゞ寶の藏の番人にて終るべき身の、氣に入らぬ妻までとは彌々の重荷なり、うき世に義理といふ柵(しがら)みのなくば
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
厨川(くりやがわ)の柵(しゃく)に近き家なり。土淵村の安倍家の四五町北、小烏瀬川(こがらせがわ)の河隈(かわくま)に館(たて)の址あり。八幡沢(はちまんざ)の館(たて)という。八幡太郎が陣屋というものこれなり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)