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柵門
ふりがな文庫
“柵門”の読み方と例文
読み方
割合
さくもん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さくもん
(逆引き)
石弩
(
いしゆみ
)
、針縄、
逆茂木
(
さかもぎ
)
などで守られた
柵門
(
さくもん
)
を三つも通って、一群の百姓と縄付きの大坊主が、大勢の賊に前後をかこまれて登って来た。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
神戸から大坂に続いて行っている街道両口の
柵門
(
さくもん
)
には、監視の英国兵が立ち、武士および
佩刀者
(
はいとうしゃ
)
の通行は止められ、町々は厳重に警戒された。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
歳子の兄の住む土地の一劃は、道路まで誰か個人の私有地になつてゐて、道の口々は
柵門
(
さくもん
)
で防がれ、割合ひに用心堅固の場所だつた。女の真夜中の一人歩きもたいした心配はなかつた。
夏の夜の夢
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
柵門(さくもん)の例文をもっと
(15作品)
見る
柵
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“柵”で始まる語句
柵
柵外
柵草紙
柵内
柵守
柵際
柵矢来
柵飼
柵頼
柵子
“柵門”のふりがなが多い著者
吉川英治
島崎藤村
岡本かの子