“牧柵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼくさく50.0%
チャシ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菜穂子は、その牧場をぐるりと取り巻いた牧柵ぼくさくに沿って歩きながら、最初はとりとめもない考えをそこいらに飛んでいる黄いろい蝶のようにさまよわせていた。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
どの家も、まわりに牧柵チャシをゆって、牛、馬、豚、山羊などを飼っている。家も低い、牧柵チャシもひくい。そして雪がある。
新しきシベリアを横切る (新字新仮名) / 宮本百合子(著)