“牧畜”の読み方と例文
読み方割合
ぼくちく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その地方は牧畜ぼくちくがさかんで、住民は多く牛をい、したがって女たちは搾乳さくにゅう従事じゅうじしていたのであります。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
しらみを殺す位の小さな罪を非常に恐れてからして遠廻りする位の事をやって居ながら、男色だんしょくふけるとか牧畜ぼくちくを遣って生物いきものを殺すような仕事をして居るではないか。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
冒險者アドヹンチユアラー」とふたゝ先刻さつき言葉ことば力強ちからづよかへした。「なにをしてゐるかわからない。わたくしには、牧畜ぼくちくをやつてゐます。しかも成功せいこうしてゐますとふんですがね、一向いつかうあてにはなりません。 ...
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)