“牧草”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼくそう36.4%
まきぐさ27.3%
ぼくさう18.2%
まきくさ18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その谷川にのぞんだ川べりにはちょっとした牧草ぼくそうもあり、空をつくようなかしの木や、ごつごつしたくりの木がしげっていた。
針の頭のようにをちっちゃくしてのぞきこんでいる画のや、がちょうとおばあさんが空をけているのや、緑色みどりいろ牧草まきぐさの中に金の卵をおとしている白いめんどりのがちょうのや
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
牧草ぼくさうの原ひろくして楡の木の円き蔭のみ置く真昼かな
君の感情は蛮人のやうに新鮮で、君の魂はいつも鵞鳥の卵のやうに牧草まきくさ地面ぢべたの間に転がつてゐた。君の感覚も神経も其処そこで自然のままに曝されためされ鋭く削られて来た。