“まきくさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
牧草100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君の感情は蛮人のやうに新鮮で、君の魂はいつも鵞鳥の卵のやうに牧草まきくさ地面ぢべたの間に転がつてゐた。君の感覚も神経も其処そこで自然のままに曝されためされ鋭く削られて来た。
君の感情は蛮人のやうに新鮮で、君の魂はいつも鵞鳥の卵のやうに牧草まきくさ地面ぢべたの間に転がつてゐた。君の感覚も神経も其処そこで自然のままに曝されためされ鋭く削られて来た。
愛の詩集:03 愛の詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)