“緑色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みどりいろ81.9%
りょくしょく11.1%
りよくしよく5.6%
エメラルド1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから二人ふたりが、くさうえへこしをおろしました。じっと、かわのおもてをみつめていると、あおみずうえへ、緑色みどりいろそらがうつりました。
花かごとたいこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
まづしい店前みせさきにはおほがめかふわに剥製はくせい不恰好ぶかっかううをかはつるして、周圍まはりたなには空箱からばこ緑色りょくしょくつちつぼおよ膀胱ばうくわうびた種子たね使つかのこりの結繩ゆはへなは
くはふるに前檣々頭ぜんしやうしやうとう一點いつてん白燈はくとうと、左舷さげん紅燈こうとうえで、右舷うげん毒蛇どくじや巨眼まなこごと緑色りよくしよく舷燈げんとうあらはせるほかは、船橋せんけうにも、甲板かんぱんにも、舷窓げんさうからも、一個いつこ火影ほかげせぬかのふね
下をのぞくと、千古の神秘をひそめた碧海湾の波が、深い深い緑色エメラルドをたたえている。細長い水道の近くに、ぽつんと見える黒い点は、狼岩であろう。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)