“貧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まず40.7%
ひん25.0%
まづ20.7%
まずし4.3%
まづし2.1%
むさぼ1.4%
ヒン1.4%
さび0.7%
とぼ0.7%
びん0.7%
ぴん0.7%
まずしき0.7%
まずしさ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
露子しかったものですから、いろいろ子細あって、露子が十一のとき、て、東京のあるへまいることになりました。
赤い船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さうして愛情結果が、のためにされて、へる出來なくなつたのを殘念がつた。御米はひたすらいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
見榮坊! には見榮つたり、らなかつたりする澤山ある。からしい贈物我愛する田舍娘呈上する!
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
うして良妻をい、時艱にして良相をう。徳川末世晁錯たる水野越前守は、廃蟄後、だ十箇月ならざるに、再び起って加判列の上席に坐しぬ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
をさへ買求るほどなりければ、火のくなりしに家をたる隣家ひて一言をいはず、むこと常にかはらざりけり。
母親は額に汗をにじませながら、荒い鼻息の音をさせて、すかすかと乳をっている碧児の顔を見入っていた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
ジリという言葉を、大本営の将軍たちは、大まじめで教えていた。ユウモアのつもりでもないらしい。しかし私はその言葉を、笑いを伴わずに言う事が出来なかった。
苦悩の年鑑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
いくら惡人でも、親子はまた格別へ、正直なる亞尼は「一寸で。」とをば、其邊さい料理屋れてつて、自分しい財嚢けて
此時は里人幾十人をひ、にて蹈開也。此幾緡の銭をすゆゑしき人は人のをひらかすをく時をもあり。健足飛脚といへども雪は一日二三里にず。
八「風吹つくで女の子に可愛がらりょうとアえや、この沢庵野郎」
一文なしのすかンの男みたいなんにやる訳に行かん、子供生れたら何処いなとやってしまうというて、お父さんかんかんになって怒ってるいうのんですが、そんな無茶な話ありますやろか。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
天より我に与へ給へる家のは我仕合のあしき故なりと思ひ、一度嫁しては其家をざるを女の道とする事、聖人の也。若し女の道に背き、去らるゝ時は一生の恥也。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
淋しき花は寒い夜を抜け出でて、紅緑にを知らぬ春の天下にれ込んだ。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)