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子細
ふりがな文庫
“子細”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しさい
93.1%
わけ
6.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しさい
(逆引き)
露子
(
つゆこ
)
の
家
(
うち
)
は
貧
(
まず
)
しかったものですから、いろいろ
子細
(
しさい
)
あって、
露子
(
つゆこ
)
が十一のとき、
村
(
むら
)
を
出
(
で
)
て、
東京
(
とうきょう
)
のある
家
(
うち
)
へまいることになりました。
赤い船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
家
(
うち
)
に
居
(
ゐ
)
る
時
(
とき
)
は
齋藤
(
さいとう
)
の
娘
(
むすめ
)
、
嫁入
(
よめい
)
つては
原田
(
はらだ
)
の
奧方
(
おくがた
)
ではないか、
勇
(
いさむ
)
さんの
氣
(
き
)
に
入
(
い
)
る
樣
(
やう
)
にして
家
(
いへ
)
の
内
(
うち
)
を
納
(
おさ
)
めてさへ
行
(
ゆ
)
けば
何
(
なん
)
の
子細
(
しさい
)
は
無
(
な
)
い
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
子細(しさい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
わけ
(逆引き)
其樣
(
そのやう
)
なつまらぬ
事
(
こと
)
の
有
(
あ
)
る
筈
(
はづ
)
は
無
(
な
)
い、お
前
(
まへ
)
の
思
(
おも
)
ふて
呉
(
く
)
れるほど
世間
(
せけん
)
は
我
(
わ
)
しを
思
(
おも
)
ふて
呉
(
く
)
れぬから、まあ
安心
(
あんしん
)
して
居
(
い
)
るが
宜
(
よ
)
いと
子細
(
わけ
)
も
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
に
言
(
い
)
ひ
捨
(
す
)
つれば
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
まだ結ひこめぬ前髮の毛の濡れて見ゆるも
子細
(
わけ
)
ありとはしるけれど、子供心に正太は何と慰めの言葉も出ず唯ひたすらに困り入るばかり、全体何が何うしたのだらう
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
子細(わけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“子”で始まる語句
子
子供
子刻
子息
子規
子孫
子守
子守唄
子爵
子煩悩
検索の候補
硝子細工
張子細工
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細格子
細二子
細胞分子間
獅子噛台星前立脇細鍬
“子細”のふりがなが多い著者
樋口一葉
牧野富太郎
岡本綺堂
小川未明
久生十蘭
海野十三
泉鏡花
野村胡堂