“子刻”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こゝのつ67.0%
ここのつ28.4%
ねのこく4.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“子刻”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
もう子刻こゝのつ近いでせう。街は灰をいたやうに鎭まつて、朧月おぼろづきの精のやうに、ヒラヒラと飛んで來る花片。
上野の子刻こゝのつの鐘が、その最後の餘韻よゐんを闇の中に納めると、石田清左衞門は、豫て用意した席へピタリと坐りました。
その時ちょうど、上野の子刻ここのつが鳴ったのを、お礼はこの動乱の中に、不思議にきと記憶していたのでした。
幸い、綾吉の長屋のツイ三四間先は番太の小屋で、子刻ここのつ前は油障子を開けて、親爺は草履などを作っているのでした。
夏の夜も漸く更けた、子刻ねのこく(十二時)少し過ぎ、向柳原の八五郎の家の表戸を、メチヤメチヤに叩く者があるのです。
向柳原の路地の入口に、三輪の萬七がその戰鬪的な四角な顏を現はしたのは、やがて子刻ねのこく近い刻限でした。