“五月雨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さみだれ90.8%
さつきあめ9.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて五月雨(さみだれ)のころにでもなろうものなら絶え間なく降る雨はしとしと苔に沁みて一日や二日からりと晴れても乾(かわ)くことではなく
山の手の子 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
夏山 夏野 夏木立(なつこだち) 青嵐 五月雨(さみだれ) 雲の峰 秋風 野分(のわき) 霧 稲妻 天(あま)の河(がわ) 星月夜 刈田 凩(こがらし) 冬枯(ふゆがれ) 冬木立 枯野 雪 時雨(しぐれ) 鯨(くじら)
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「湖の水まさりけり五月雨(さつきあめ)」で、諸処方々の水はどんどん霞が浦に流れ込む。霞が浦の水は段々南に押し出して来る。浮島は其の正面に当るから、どうもたまらぬ。水は万作が家の戸口を越した。
漁師の娘 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
五月雨(さつきあめ)春が堕(お)ちたる幽暗の世界のさまに降りつづきけり
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)