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夏木立
夏山 夏野
夏木立 青嵐
五月雨 雲の峰 秋風
野分 霧 稲妻
天の
河 星月夜 刈田
凩 冬枯 冬木立 枯野 雪
時雨 鯨
緑いよ/\
濃かにして、
夏木立深き
處、
山幽に
里靜に、
然も
今を
盛の
女、
白百合の
花、
其の
膚の
蜜を
洗へば、
清水に
髮の
丈長く、
眞珠の
流雫して、
小鮎の
簪、
宵月の
影を
走る。
石橋と
私との
此時の
憤慨と
云ふ者は
非常であつた、
何故に
山田が
鼎足の
盟を
背いたかと
云ふに、
之より
先山田は
金港堂から
夏木立と
題する
一冊を出版しました、
是が
大喝采で
歓迎されたのです