トップ
>
凩
ふりがな文庫
“凩”の読み方と例文
読み方
割合
こがらし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こがらし
(逆引き)
あなたは母様の
膝
(
ひざ
)
に抱っこされて居た。そとでは
凩
(
こがらし
)
が
恐
(
おそろ
)
しく
吼
(
ほ
)
え狂うので、地上のありとあらゆる草も木も悲しげに泣き叫んでいる。
少年・春
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
□このごろの
凩
(
こがらし
)
に、さては南の森陰に、弟の弱きむくろはいかにあるらん。心のみにて今日も訪はず。かくて
明日
(
みょうにち
)
は東に行く身なり。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
凩
(
こがらし
)
の吹く町の
角
(
かど
)
には、
青銅
(
からかね
)
のお前に
跨
(
またが
)
つた、やはり
青銅
(
からかね
)
の宮殿下が、寒むさうな
往来
(
わうらい
)
の
老若男女
(
らうにやくなんによ
)
を、揚々と見
下
(
おろ
)
して
御出
(
おい
)
でになる。
動物園
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
凩(こがらし)の例文をもっと
(71作品)
見る
“凩(木枯らし)”の解説
木枯らし(こがらし)とは、日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことで、冬型の気圧配置になったことを示す現象である。凩とも表記する。
(出典:Wikipedia)
凩
漢検1級
部首:⼏
6画
気象に関する漢字
麦秋
驟雨
颱風
颪
靄
霾
霽
霹靂
露
霰
霧
霤
霞
霜
霙
霖雨
霖
霓
霎
霄
...
“凩”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
正岡容
徳冨蘆花
高浜虚子
吉川英治
泉鏡花
国木田独歩
梶井基次郎
野口雨情
小山清