“颪”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おろし75.0%
おろ13.6%
オロシ6.8%
2.3%
ねおろし2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“颪”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本5.8%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション4.4%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
とお隅は土間へり、庭へ出ましてかどえのきの下に立つと、ピューピューという筑波おろしが身に染みます。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
しかも昼間から吹きつづけてた秩父おろしがいつの間にか雪を吹き出して、夕闇のなかに白い影がちらちらと舞っていた。
半七捕物帳:27 化け銀杏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その露のちりばむばかり、蜘蛛の囲に色めて、いで膚寒はださむゆうべとなんぬ。山からおろす風一陣。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そこからおろされて来る風は春とも思えない針の冷たさを含んでいる。
篝火の女 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何處からか吹きこんだ朝山オロシに、御アカシが消えたのである。當麻語部タギマカタリの姥も、薄闇に蹲つて居るのであらう。姫は再、この老女の事を忘れてゐた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
何處からか吹きこんだ朝山オロシに、御アカシが消えたのである。當麻語部タギマカタリの姥も、薄闇に蹲つて居るのであらう。姫は再、この老女の事を忘れてゐた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
笠置ろしが、頭の中をも吹きぬけて行くような心地であった。脳膜が蚊帳かやのようにすずしい。そしておそろしく眼がよく見える。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まっ暗な風が時折り、笠置のいただきからちてくる。そして、容易にうごかないそこの白刃しらはぐように吹いて、ビラ、ビラ、とりんのようにそよぎを闇の中に見せる。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とたんに御本丸から吹きおろす大体ねおろしに、返咲きの桜が真白く、お庭一面に散乱した。言い知れぬ殺気が四隣あたりに満ち満ちた。
名君忠之 (新字新仮名) / 夢野久作(著)