トップ
>
鞆
ふりがな文庫
“鞆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とも
88.0%
トモ
12.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とも
(逆引き)
(細川幽斎九州道の記に備後の津公儀御座所に参上して十八日朝
鞆
(
とも
)
までこし侍るとあり。すなはち此尾の道に太閣の留宿するをいふなるべし。)
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
けれども秘密の早船を仕立て、大坂、
備後
(
びんご
)
鞆
(
とも
)
、
周防
(
すおう
)
上
(
かみ
)
の
関
(
せき
)
の三ヶ所に備へを設け、京坂の風雲は三日の後に如水の耳にとゞく仕組み。用意はできた。
二流の人
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
鞆(とも)の例文をもっと
(22作品)
見る
トモ
(逆引き)
手につけた
鞆
(
トモ
)
なども、狩猟の為の霊のありかで、ともと言ふ音が、たまとの関係を示してゐるやうです。
万葉集に現れた古代信仰:――たまの問題――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
たる名龍、私が又
鞆
(
トモ
)
トあらたむ。
手紙:044 慶応二年十二月四日 坂本乙女あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
鞆(トモ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“鞆”の解説
鞆(とも)とは、弓を射る時に左手首の内側につけて、矢を放ったあと弓の弦が腕や釧に当たるのを防ぐ道具である。古語では「ほむた・ほむだ」といい、鞆という字は国字である。
(出典:Wikipedia)
鞆
漢検1級
部首:⾰
14画
和製漢字
鯱
颪
雫
鎹
鋲
辻
裃
腺
縅
籾
簗
畑
枡
枠
杣
杢
峠
嬶
塀
叺
...
“鞆”を含む語句
絵鞆
鞆屋
鞆津
速鞆
鞆之助
高鞆
鞆音
鞆等
鞆淵
鞆張
鞆岐
鞆喜
鞆作
伊都之竹鞆
鞆久
早鞆丸
早鞆
小堀鞆音
大鞆和氣
大鞆命
...
“鞆”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
岡本一平
吉川英治
野口雨情
鈴木三重吉
佐々木邦
斎藤茂吉
森鴎外
坂本竜馬
折口信夫