“鞆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とも88.0%
トモ12.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(細川幽斎九州道の記に備後の津公儀御座所に参上して十八日朝ともまでこし侍るとあり。すなはち此尾の道に太閣の留宿するをいふなるべし。)
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
けれども秘密の早船を仕立て、大坂、備後びんごとも周防すおうかみせきの三ヶ所に備へを設け、京坂の風雲は三日の後に如水の耳にとゞく仕組み。用意はできた。
二流の人 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
手につけたトモなども、狩猟の為の霊のありかで、ともと言ふ音が、たまとの関係を示してゐるやうです。
たる名龍、私が又トモトあらたむ。