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簗
ふりがな文庫
“簗”の読み方と例文
読み方
割合
やな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やな
(逆引き)
鈎に掛かる鮎はいなかったが、
簗
(
やな
)
に落ちる鮎はいた。簗に落ちる鮎を手にしてみたところ、陽気のためかまだ肌の艶が若々しかった。
姫柚子の讃
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
「
簗
(
やな
)
から嘉助が、
大分
(
でえぶ
)
ひらべを上げて来たちう話だ。いろんなものを、貰うとるけん、おかのにいうて、土産に持ってかんけえ?」
仁王門
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
二時間ばかりかかって、
簗
(
やな
)
を張り終えると、ずっと川上から流れの中へ入って、真剣な顔つきをしながら、そろそろと魚を追いおろしにかかった。
キャラコさん:04 女の手
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
簗(やな)の例文をもっと
(23作品)
見る
“簗”の意味
《名詞》
(やな)杭や石で川の水流を堰き止めて一箇所を開け、そこに張った簀で魚を捕獲する仕掛け。
(出典:Wiktionary)
簗
漢検1級
部首:⽵
17画
和製漢字
鯱
颪
鞆
雫
鎹
鋲
辻
裃
腺
縅
籾
畑
枡
枠
杣
杢
峠
嬶
塀
叺
...
“簗”を含む語句
崩簗
簗場
簗小屋
簗舟
“簗”のふりがなが多い著者
高浜虚子
橘外男
佐藤垢石
作者不詳
徳田秋声
柳田国男
幸田露伴
山本周五郎
久生十蘭
与謝野晶子