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『姫柚子の讃』
ふりがな文庫
『
姫柚子の讃
(
ひめゆずのさん
)
』
このほど、最上川の支流小国川の岸辺から湧く瀬見温泉へ旅したとき、宿で鰍の丸煮を肴に出してくれた。まだ彼岸に入ったばかりであるというのに、もう北羽州の峡間に臨むこの温泉の村は秋たけて、崖にはう真葛の葉にも露おかせ、障子の穴を通う冷風が肌にわび …
著者
佐藤垢石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
くだ
)
絡
(
まと
)
兆
(
きざし
)
漁
(
と
)
遡
(
のぼ
)
釣客
(
ちょうきゃく
)
拱
(
こまね
)
陸奥
(
むつ
)
荒
(
すさ
)
蝗
(
いなご
)
蒼
(
あお
)
蒟蒻
(
こんにゃく
)
羮
(
あつもの
)
茄子
(
なす
)
膾
(
なます
)
肴
(
さかな
)
翡翠
(
ひすい
)
簗
(
やな
)
褞袍
(
どてら
)
躓
(
つまず
)
釣熱
(
ちょうねつ
)
陽炎
(
かげろう
)
鮴
(
ごり
)
鯔
(
ぼら
)
鰍
(
かじか
)
鶺鴒
(
せきれい
)
黝黒
(
あおぐろ
)
鼎
(
かなえ
)
漁
(
あさ
)
上
(
のぼ
)
丑
(
うし
)
割烹
(
かっぽう
)
叢
(
くさむら
)
囮
(
おとり
)
夥
(
おびただ
)
弄
(
もてあそ
)
根深
(
ねぶか
)
沙魚
(
はぜ
)
渚
(
なぎさ
)
罵
(
ののし
)
漲
(
みなぎ
)
漿
(
しょう
)
爛然
(
らんぜん
)
瑤珞
(
ようらく
)
甘膩
(
かんじ
)
生憎
(
あいにく
)
生月
(
いけづき
)
笯
(
ど
)
篠懸
(
すずかけ
)
一入
(
ひとしお
)