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鮴
ふりがな文庫
“鮴”の読み方と例文
読み方
割合
ごり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごり
(逆引き)
鯎
(
うぐい
)
、
鮠
(
はや
)
、
鮴
(
ごり
)
の類は格別、亭で名物にする一尺の
岩魚
(
いわな
)
は、娘だか、妻女だか、
艶色
(
えんしょく
)
に
懸相
(
けそう
)
して、
獺
(
かわおそ
)
が
件
(
くだん
)
の柳の根に、
鰭
(
ひれ
)
ある
錦木
(
にしきぎ
)
にするのだと
風説
(
うわさ
)
した。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
季節季節によって、
鮴
(
ごり
)
、
川鯊
(
かわはぜ
)
、
鮠
(
はや
)
、雨降り揚句には鮒や鰻も浮出てとんだ獲ものもあった。こちらの河原には近所の子供の一群がすでに
漁
(
あさ
)
り騒いでいる。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
北陸地方では鰍のことを
鮴
(
ごり
)
と呼んでいるが、変わった種類ではない。天明頃、長崎へ来ていた
和蘭陀
(
おらんだ
)
人が調べたところによると、日本には四十幾種類の鰍がいるという。その写生図さえ残している。
冬の鰍
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
鮴(ごり)の例文をもっと
(5作品)
見る
鮴
漢検1級
部首:⿂
17画
水生動物関連の漢字
黒鯛
鶏魚
鱸
鱶
鱧
鱠
鱚
鱒
鱈
鰻
鰺
鰹
鰯
鰮
鰥
鰤
鰡
鰕
鰒
鰐
...
“鮴”のふりがなが多い著者
徳田秋声
佐藤垢石
岡本かの子
泉鏡花