“笯”の読み方と例文
読み方割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういうころ、会所の寄合で夜を更かし、供を一人連れて磧を通りかかると、落鰻おちうなぎを拾う下人げにんが五人ばかり、磧の岸にを仕掛けながら
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
また早春、奥山の雪が解けて、里川の河原を薄にごりの雪代水で洗うとき、のぼった鰍も決して悪くはない。
姫柚子の讃 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
縄の他にを以って魚を捕ってるものもある。
夜の隅田川 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)