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笯
ふりがな文庫
“笯”の読み方と例文
読み方
割合
ど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ど
(逆引き)
そういうころ、会所の寄合で夜を更かし、供を一人連れて磧を通りかかると、
落鰻
(
おちうなぎ
)
を拾う
下人
(
げにん
)
が五人ばかり、磧の岸に
笯
(
ど
)
を仕掛けながら
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
また早春、奥山の雪が解けて、里川の河原を薄にごりの雪代水で洗うとき、
遡
(
のぼ
)
り
笯
(
ど
)
で
漁
(
と
)
った鰍も決して悪くはない。
姫柚子の讃
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
縄の他に
笯
(
ど
)
を以って魚を捕ってるものもある。
夜の隅田川
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
笯(ど)の例文をもっと
(8作品)
見る
笯
部首:⽵
11画
“笯”のふりがなが多い著者
高浜虚子
佐藤垢石
久生十蘭
幸田露伴