“ど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
語句割合
37.8%
25.0%
退11.2%
4.5%
4.1%
2.5%
1.1%
1.0%
1.0%
如何0.9%
0.8%
0.8%
0.7%
0.7%
0.6%
0.6%
0.5%
0.5%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.3%
0.3%
0.2%
0.2%
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0.1%
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0.1%
0.1%
鴨著0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大層寢起きが良いな、八。挨拶だつて尋常だし、月代だつて、當つたばかりぢやないか、つかに結構な婿の口でもあつたのかえ」
ラプンツェルは、まだ一も、というものをたことがなかったので、王子ってたのをると、めは大変きました。
彼は激しい恐怖と戦慄を増したような風情で「どうか退いてくれ!」と言うらしい仕科をして見せた。そうして、さらに話しつづけた。
そのとき奥のをあけて、副園長の西郷が、やや小柄の、に一呑みにやられてしまいそうな、青白い若紳士を引張ってきた。
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
どもはやがて、おじいさんのるうろのまでますと、がやがやいいながら、みんなそこにまってしまいました。
瘤とり (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「うそでしょう。……おやおや、がある。それからまんじゅうみたいなものが、あちこちにありますね。あれは何ですか」
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それも道々取り沙汰するのを聞いたのであるが、徳川殿の云いつけで治部少輔を生ける役目を勤めているのは、田中兵部大輔であると云う。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
圍爐裏はつて寶引かぬさんきなれも威勢のいゝものばかりであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
赤や紫の硝子をきれいに入れた硝子があった。ベルセネフは起って往ってその一枚を開けた。暗いところから涼しい風が入って来た。
警察署長 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
私の熱情はその間を如何う調和すべきかを知りませんでした。而して悩みました。その頃の聖書は如何に強烈な権威を以て私を感動させましたろう。
『聖書』の権威 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
火事があったら半鐘の音ぐらい聞えそうなもんだったが、出火の報鐘さえ聞かなかった。うして焼けたろう? 怎うしても焼けたとは思われない。
きょうまで、無理にいましめていた理性と羞恥を破って、片恋の涙は、いちどに、男の膝を熱く濡らして、今はもう止めもない。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
代助はに当る事と思つて、立ちまつてを見上げながら、屋根からをぐるりと見廻すうちに、忽ち一種の恐怖に襲はれた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そんな事はねえが武士の果は外に致方もなく、旨い酒も飲めないから、どうせ永い浮世に短い命、斬りり強盗は武士だ、今じゃア十四五人も手下が出来て
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
また早春、奥山の雪が解けて、里川の河原を薄にごりの雪代水で洗うとき、った鰍も決して悪くはない。
姫柚子の讃 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
自分が今まで横になって居たらしい、美保子の寝台に近付いて、枕をけて白い敷布を剥ぐと、丁度首の当るあたりに、長々と葡萄鼠の絹紐が引かれてあります。
悪魔の顔 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
こういう毎夜のわたくしの歩みはいつも、松並木のなかばまで参りました時に、きっと一応立ちまって見るのがつねでございました。
玉章 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
連弩というのは、まったく彼が発明した新鋭器で、鉄箭八寸ほどの短い矢が、一を放つと、十ずつ飛ぶのである。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もう五年、十年生きてゐてもらつて、私が多少でもいゝ仕事をして、おさに喜んでもらひたかつた、とそればかり思ひます。
青森 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
二度目は生けりしようとし、三度目にはまたもや切り捨てようとして、刀を高く振りかむった時に、松永町へ通う横丁から、駕籠の一団が現われ出て、殺そうとした小次郎を
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
と朱唇気焔を吐けば、秘密のすでにれたるに心着きて、一身の信用地に委せむことを恐るれども、守銭は意を決するあたわず。辞窮して
金時計 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
考えてみると、自分では、大した仕事とも、月日とも、思えずに来たが、この足掛け四年に、強盗斬りりの件数九十七ヵ所。金高一万両をこえている。
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それかられは傭人にもいてやれないのだからおがよければつてつてにでもなつたら糯粟しもせと二三つた粳粟とを一つにつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
和尚の志の茶づけを二三杯、大急ぎで掻き込むとそのまま、霜けの道を走って帰った。
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)
達のセレナーデが、夜っぴて米沢町の路地で競演する風景は、まことに哀れ深いものがあったでしょう。
ましららのまこと白浜照る玉のかがよふ玉の知らなく
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そうす声で言って半五郎は、アアお父っさんかと澄ましている般若の顔をめつけて
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うつし世をはかなむかあはれ穴熊はの奧にべそをかきゐる
河馬 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
一人の母親はそれが本當にうでもいいやうに、茫然とお葉の顏を見て言つたのである。
三十三の死 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
思わず二三歩走り出しながらギックリと立ちまって、汗ばんだで上げつつ線路の前後を大急ぎで見まわしたが、勿論、そこいらに人間が寝ている筈は無かった。
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
叔父の顔をめるにも構わず鳴った、余は単に「イヤ挨拶などの場合で無い」と言い捨てて電信局を指して走ったが、何うも変だ、何だか幽霊屋敷の近辺には合点の行かぬ事が満ちて居る様だ
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
と名のりつつ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
富山七之助は次に、三の冷水をブッ掛けられたような心持でした。
そうして、彼は数人の兵士に守られつつ、月の光りに静まった紫苑の花壇を通り、紫竹の茂った玉垣の間を白洲へぬけて、磯まで来ると、兵士たちの嘲笑とともにッと浜藻の上へ投げ出された。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
北条霞亭は辛巳の歳に東に召された時、初は単身入府し、後更につた。前の江戸行は四月十三日に命ぜられて、六月の初に江戸に著したらしい。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
文政四年四十二歳で福山に仕へ、直ちに召されて江戸に至つた。此年辛巳の春杪夏初には、狩谷棭斎が子を携へて江戸を発し、霞亭がて江戸に入つたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
渠は愚弄の態度を示して、両箇のかたわらに立ちまりぬ。白糸はわずかに顧眄りて、つるがごとく言い放てり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
旅装束したる四、五人の男は二人のそばに立ちまりぬ。年増は直ちに猿を抱き取りて
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ア逃げでがら、まだ二十日にも成んめえな。』
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
が、ひでもあつたし、またさうなると、今までの力の報いられなかつた悔しさから、成功への要求くなつた。
つ! つ! つ! つ! つ! つ! つ! お!」とみんなが答えた。
鐘塔の悪魔 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
秋萩を妻鹿こそ、一子に子たりといへ、鹿児じもの吾が独子の、草枕旅にし行けば、竹珠き垂り、斎戸木綿でて、ひつつ吾が思ふ吾子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
もうめるかと思ったら最後にぽんとろへげてその上へっさりと尻餅を突いた。「君大丈夫かい」と主人さえ懸念らしい顔をする。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
何しろ、まだ、ここへ来ていだけもたたない人なんですしするから、手ぬかりが有っちゃあ私の落度だと思ってねえ。
栄蔵の死 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
落星のかくれ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
例えて云うと、或人が茶屋女などに突然背中をやされた刹那に受ける快感に近い或物であった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
とたんに! 伸びきった栄三郎の片手なぐり、神変夢想流でいう如意剣鋩に見事血花が咲いて、またもやひとり、高股をおさえて鷺跳びのままッ! と得えず縁に崩れる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
この獰猛な男のにあてられたのだ。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
食後に半蔵らは茶屋の前にある翁塚のあたりを歩き回った。踏みしめる草鞋の先は雪けの道に燃えて、歩き回れば歩き回るほど新しいよろこびがわいた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
洋傘直しは引き出しからを出し一寸水をかけ黒いらかな石でしずかにりはじめます。それからパチッと石をとります。
チュウリップの幻術 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
これに噛まれると見る間に顔が変り、二た目と見られない癩病患者のようになるのと、そろそろ大奥様をおかしになり、遂々無体な真似をなさろうと遊ばすので、大奥様は急に怖しくなって
蛇性の執念 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
ッ——と一わたり、小夜嵐屋棟を鳴らして過ぎる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それには仔細があって、今当分は、わざとおとなされた方が、のちのちのためによいとおもわれての事かも知れない——あのお方には世間がある、芸がある——それを、一途に、女気で
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
其の相反して居るの故を以て左岸の者の言と、右岸の者の言との、の一方かが、虚僞で有り誤謬で有るといふことは言へぬのである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「商売のできるくらいの金は、きっと持たして返すという話やったけれど、あっちの人はすすいから結局旅のものが取られることになってしまう。私もあすこへ行ってから、これでもよほど人が悪くなった」
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
らないもの、作家の日常の勉強ぶりがよく現はれるからである。
折から一天掻曇りて、と吹下す風は海原を揉立つれば、船は一支えず矢を射るばかりに突進して、無二無三に沖合へ流されたり。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
間斎という伯楽は、年四十になって明を失したが、人の馬に乗って戸外を過ぐるものを聞いて、そのの音で馬の駿と、大と小と、形と容と、毛の色とを判断して
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)