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顧眄
ふりがな文庫
“顧眄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こべん
63.6%
ながしめ
9.1%
ふりかえ
9.1%
みえ
9.1%
みかえ
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こべん
(逆引き)
道士は予等の為めに祭典の日に用ひる華文紅錦の道服を著けて
顧眄
(
こべん
)
の態を為して見せた。それを珍しがる予等と彼れと何れが田舎者であるか分からなかつた。
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
顧眄(こべん)の例文をもっと
(7作品)
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ながしめ
(逆引き)
只無智無自覚である此女にも、孤独の寂しさに堪へることの出来ない本能的慾望が、盲目ながらも根強く働いて居た。宇宙の大法則に引きずられて彼は今こゝに衆人の冷たい
顧眄
(
ながしめ
)
を慕うて来た。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
顧眄(ながしめ)の例文をもっと
(1作品)
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ふりかえ
(逆引き)
そこで足をゆるめると、老人も足をゆるめて、
後
(
うしろ
)
の方を
顧眄
(
ふりかえ
)
ってきょときょととしたが、その
態
(
さま
)
が如何にも人間らしくないので、又追っかけた。
虎杖採り
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
顧眄(ふりかえ)の例文をもっと
(1作品)
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みえ
(逆引き)
潜水服を
著
(
き
)
たお
伽噺
(
とぎばなし
)
の怪物の
顧眄
(
みえ
)
をしながら
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
顧眄(みえ)の例文をもっと
(1作品)
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みかえ
(逆引き)
渠は
愚弄
(
ぐろう
)
の態度を示して、
両箇
(
ふたり
)
のかたわらに立ち
住
(
ど
)
まりぬ。白糸はわずかに
顧眄
(
みかえ
)
りて、
棄
(
す
)
つるがごとく言い放てり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
顧眄(みかえ)の例文をもっと
(1作品)
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“顧眄”の意味
《名詞》
かえりみること。あたりをみること。目をかけること。
(出典:Wiktionary)
顧
常用漢字
中学
部首:⾴
21画
眄
漢検1級
部首:⽬
9画
“顧”で始まる語句
顧
顧客
顧慮
顧盻
顧雍
顧問
顧見
顧成
顧視
顧念
検索の候補
右顧左眄
左顧右眄
眄顧
右眄左顧
“顧眄”のふりがなが多い著者
平出修
木下尚江
与謝野寛
北村透谷
倉田百三
与謝野晶子
吉川英治
泉鏡花
田中貢太郎