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みかえ
ふりがな文庫
“みかえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
見返
56.7%
顧
16.7%
見顧
6.7%
視返
6.7%
見替
3.3%
顧盻
3.3%
顧眄
3.3%
顧視
3.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見返
(逆引き)
「いいえ、これでも一本立ち、お前さんも
稼業人
(
かぎょうにん
)
になるなら覚えておおき、女
掏摸
(
すり
)
の
見返
(
みかえ
)
りお
綱
(
つな
)
というものさ」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みかえ(見返)の例文をもっと
(17作品)
見る
顧
(逆引き)
華奢
(
きゃしゃ
)
な
洋傘
(
こうもり
)
をパッと
拡
(
ひろ
)
げて、別に紅い顔をするのでもなく薄い唇の固く結ぼれた口もとに、泣くような笑うような一種冷やかな表情を浮べて階壇を登って行ってしもうた、土方はもう
顧
(
みかえ
)
る者もない
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
みかえ(顧)の例文をもっと
(5作品)
見る
見顧
(逆引き)
休憩所をふらふらと出て、
夢遊病者
(
むゆうびょうしゃ
)
のように町から村を過ぎ、私の住居だった家なんか
見顧
(
みかえ
)
りもしないで、畑の畔つたいに彼女の部屋の方へ近寄っていったのです。
流転
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
みかえ(見顧)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
視返
(逆引き)
しばし音なければ、
彼方
(
かなた
)
に立てる小親の
方
(
かた
)
を
視返
(
みかえ
)
りたり。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みかえ(視返)の例文をもっと
(2作品)
見る
見替
(逆引き)
扨
(
さて
)
こそ子爵が
詞通
(
ことばどお
)
り、思想も発達せぬ
生
(
なま
)
若い者の感情、都風の軽薄に流れて変りしに相違なきかと
頻
(
しきり
)
に迷い沈みけるが思いかねてや一声
烈
(
はげ
)
しく、今ぞ
知
(
しっ
)
たり移ろい
易
(
やす
)
き女心、我を侯爵に
見替
(
みかえ
)
て
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
みかえ(見替)の例文をもっと
(1作品)
見る
顧盻
(逆引き)
此方
(
こちら
)
のお若はそんな事は少しも知りませんで、セッセと掃除を
了
(
おわ
)
り、ごみを塵取りに盛りながら、通りの
賑
(
にぎや
)
かなのに気が
注
(
つ
)
いてフイト
顧盻
(
みかえ
)
りますと
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
みかえ(顧盻)の例文をもっと
(1作品)
見る
顧眄
(逆引き)
渠は
愚弄
(
ぐろう
)
の態度を示して、
両箇
(
ふたり
)
のかたわらに立ち
住
(
ど
)
まりぬ。白糸はわずかに
顧眄
(
みかえ
)
りて、
棄
(
す
)
つるがごとく言い放てり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みかえ(顧眄)の例文をもっと
(1作品)
見る
顧視
(逆引き)
ト眼を細くして娘の方を
顧視
(
みかえ
)
る。こういう
眺
(
にら
)
め方も有るものと見える。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
みかえ(顧視)の例文をもっと
(1作品)
見る
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