“顧視”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かえりみ33.3%
かへりみ33.3%
みかえ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶の間の広いところに薄暗い洋燈ランプ、何だか銘〻めいめいの影法師が顧視かえりみらるる様な心地のする寂しい室内の雨音の聞える中で寒素かんそな食事を黙〻として取った光景が眼に浮んで来て
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
何だか銘〻の影法師が顧視かへりみらるゝ様な心地のする寂しい室内の雨音の聞える中で寒素な食事を黙〻として取つた光景が眼に浮んで来て、自分が何だか今迄の自分で無い
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ト眼を細くして娘の方を顧視みかえる。こういうにらめ方も有るものと見える。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)