“顧慮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こりょ75.0%
こりよ15.0%
うしろめた5.0%
こうりよ5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政党政派の関係があらゆる商売取引に浸潤(しんじゅん)し、政党への顧慮(こりょ)なくしてはいかなる商売も成立しなかったことが、ひとつである。
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
彼(かれ)は殆(ほとん)ど其(そ)の脚力(きやくりよく)の及(およ)ぶ限(かぎ)り走(はし)つた。彼(かれ)はおつぎが後(うしろ)に續(つゞ)かぬことを顧慮(こりよ)する暇(いとま)もなかつた。彼(かれ)は其(そ)の主人(しゆじん)を懷(おも)つたのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
『私(わたし)——私(わたし)は小(ちひ)さな娘(むすめ)よ』と云(い)つて愛(あい)ちやんは、一日(にち)の中(うち)に何遍(なんべん)も變化(へんくわ)したことを思(おも)ひ出(だ)して、些(や)や顧慮(うしろめた)いやうな氣(き)がしました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
此一分間(このいつぷんかん)といつたのは、最(もつと)も長引(ながび)く場合(ばあひ)を顧慮(こうりよ)してのことであつて、大抵(たいてい)の場合(ばあひ)に於(おい)ては二十秒間位(にじゆうびようかんぐらゐ)で危險(きけん)な震動(しんどう)は終(をは)りを告(つ)げるものである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)