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かへりみ
ふりがな文庫
“かへりみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
顧
68.0%
省
12.0%
顧見
4.0%
反顧
4.0%
回視
4.0%
眷顧
4.0%
顧視
4.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
顧
(逆引き)
この亡夫と云ふ言葉に、この寢室の祕密が——この寢室の堂々としてゐながら、打ち棄てゝ
顧
(
かへりみ
)
られないと云ふ魔力が——
潜
(
ひそ
)
んでゐるのだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
かへりみ(顧)の例文をもっと
(17作品)
見る
省
(逆引き)
認めてゐるだけに、今まで自分達が先生に對して取つて來た態度が、幾らかうしろめたい心持で
省
(
かへりみ
)
られた。
猫又先生
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
かへりみ(省)の例文をもっと
(3作品)
見る
顧見
(逆引き)
春枝夫人
(
はるえふじん
)
の
美
(
うる
)
はしき
顏
(
かほ
)
は『あら。』とばつかり、
其
(
その
)
良君
(
おつと
)
を
顧見
(
かへりみ
)
る。
私
(
わたくし
)
は
彼方
(
かなた
)
へ!
彼方
(
かなた
)
は
此方
(
こなた
)
へ!
轉
(
まろ
)
ぶがごとく※
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
『
此處
(
こゝ
)
が
秘密
(
ひみつ
)
の
塲所
(
ばしよ
)
の
入口
(
いりくち
)
です。』と
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
は
私
(
わたくし
)
を
顧見
(
かへりみ
)
た。
此時
(
このとき
)
はまだ
工事
(
こうじ
)
も
始
(
はじ
)
まらぬと
見
(
み
)
へ、
例
(
れい
)
の
鐵
(
てつ
)
の
響
(
ひゞき
)
も
聽
(
きこ
)
えず、
中
(
なか
)
はシーンとして、
凄
(
すご
)
い
程
(
ほど
)
物靜
(
ものしづ
)
かだ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
かへりみ(顧見)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
反顧
(逆引き)
かかれば良縁の
空
(
むなし
)
からざること、
蝶
(
ちよう
)
を
捉
(
とら
)
へんとする
蜘蛛
(
くも
)
の糸より
繁
(
しげ
)
しといへども、
反顧
(
かへりみ
)
だに
為
(
せ
)
ずして、例の飄然忍びては
酔
(
ゑひ
)
の紛れの
逸早
(
いつはや
)
き
風流
(
みやび
)
に慰み、内には無妻主義を主張して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
かへりみ(反顧)の例文をもっと
(1作品)
見る
回視
(逆引き)
折しも鴎の鳥のうち羽ぶきゆくあり、そが雪なす翅の
巴絵
(
ともゑ
)
を描くにみちびかれて、いまここより舞鶴城の残趾を
回視
(
かへりみ
)
むは
最
(
た
)
えがたき好機会なるべし。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
かへりみ(回視)の例文をもっと
(1作品)
見る
眷顧
(逆引き)
讚
(
ほ
)
むべき哉
三一
(
みつひとつ
)
にいます者、汝わが子孫をかくねんごろに
眷顧
(
かへりみ
)
たまふ。 四六—四八
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
かへりみ(眷顧)の例文をもっと
(1作品)
見る
顧視
(逆引き)
何だか銘〻の影法師が
顧視
(
かへりみ
)
らるゝ様な心地のする寂しい室内の雨音の聞える中で寒素な食事を黙〻として取つた光景が眼に浮んで来て、自分が何だか今迄の自分で無い
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
かへりみ(顧視)の例文をもっと
(1作品)
見る
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