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鐵
ふりがな文庫
“鐵”のいろいろな読み方と例文
新字:
鉄
読み方
割合
てつ
81.1%
かね
8.1%
くろがね
5.4%
かな
2.7%
まがね
2.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てつ
(逆引き)
其
(
そ
)
の
鐵
(
てつ
)
の
如
(
ごと
)
き
健脚
(
けんきやく
)
も、
雪
(
ゆき
)
を
踏
(
ふ
)
んではとぼ/\しながら、
前
(
まへ
)
へ
立
(
た
)
つて
足
(
あし
)
あとを
印
(
いん
)
して
上
(
のぼ
)
る、
民子
(
たみこ
)
はあとから
傍目
(
わきめ
)
も
觸
(
ふ
)
らず、
攀
(
よ
)
ぢ
上
(
のぼ
)
る
心細
(
こゝろぼそ
)
さ。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鐵(てつ)の例文をもっと
(30作品)
見る
かね
(逆引き)
これでも延びるかと押へるやうな仕方に、堪へて眞直ぐに延びたつ事人間わざには叶ふまじ、泣いて泣いて泣き盡くして、訴へたいにも父の心は
鐵
(
かね
)
のやうに冷えて、ぬる湯一杯たまはらん情もなきに
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
鐵(かね)の例文をもっと
(3作品)
見る
くろがね
(逆引き)
「私は
鐵
(
くろがね
)
の
鎖
(
くさり
)
に
縛
(
いましめ
)
られたものを見た事がございまする。怪鳥に惱まされるものゝ姿も、
具
(
つぶさ
)
に寫しとりました。されば罪人の呵責に苦しむ樣も知らぬと申されませぬ。又獄卒は——」
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鐵(くろがね)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
かな
(逆引き)
エヽそんならコウ
鐵槌
(
かなづち
)
があらば
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
て
貸
(
か
)
しねえ。女「オホホ、
鐵
(
かな
)
さいこ
槌
(
づち
)
の
事
(
こと
)
かいな、ソレ
何
(
なん
)
ちふさんすのぢやいな。「イヤあの
箱枕
(
はこまくら
)
を
此柱
(
このはしら
)
へうちつけて
立
(
た
)
ちながら
寢
(
ね
)
るつもりだ。 ...
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鐵(かな)の例文をもっと
(1作品)
見る
まがね
(逆引き)
天の安の河原に
神集
(
かむつど
)
ひ
集
(
つど
)
ひて、
高御産巣日
(
たかみむすび
)
の神の子
思金
(
おもひがね
)
の神
九
に思はしめて、
常世
(
とこよ
)
の
長鳴
(
ながなき
)
鳥
一〇
を
集
(
つど
)
へて鳴かしめて、天の安の河の河上の天の
堅石
(
かたしは
)
を取り、天の
金山
(
かなやま
)
の
鐵
(
まがね
)
を取りて
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
鐵(まがね)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鐵(
鉄
)”の解説
鉄(てつ、鐵、en: iron、la: ferrum)は、原子番号26の元素である。元素記号はFe。金属元素のひとつで、遷移元素である。太陽や、ほかの天体にも豊富に存在し、地球の地殻の約5 %を占め、大部分は外核・内核にある。
(出典:Wikipedia)
鐵
部首:⾦
21画
“鐵”の関連語
鉄分
“鐵”を含む語句
鐵槌
鋼鐵
鐵砲
鐵棒
鐵鎖
無鐵砲
鐵釘
鐵檻車
鐵漿
鐵道
鐵拳
鐵桶
鐵砲玉
鐵葉
肘鐵砲
鐵鉢
甲鐵艦
鐵板
薄葉鐵
鐵卷
...
“鐵”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
押川春浪
浜田青陵
泉鏡太郎
樋口一葉
三遊亭円朝
作者不詳
泉鏡花
山村暮鳥
長塚節