“金山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かなやま70.0%
きんざん23.3%
モンテ・ドロ3.3%
こんざん3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... 太田の金山かなやまへでも御一緒に参ってみたいものです。秋に山へ参ると松茸のほかに色々なきのこが出ていて面白うございましょうね」お登和嬢
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
例の金山きんざんの所属について、船岡どのがはっきり決断されたことを知り、まったくお上の与党とみきわめたようでございます。
三、差出すに名刺あり翻すにのぼりあり。『極楽荘』が所在するタラノの谿谷は、金山モンテ・ドロという高い山のふもとの、石ころだらけの荒涼たる山地の奥にある。
我執の寒風に吹き結ばせし氷を我ぞと着すれば、熱湯は即仇たるべく、実相の金山こんざんより半畚はんぽんの資を齎し来りて、愛慾の毒火に鋳成いなせし鼠を己なりと思はんには、猫像めうざう或はかたきたるベけれど
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)