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金山
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きんざん
ふりがな文庫
“
金山
(
きんざん
)” の例文
例の
金山
(
きんざん
)
の所属について、船岡どのがはっきり決断されたことを知り、まったくお上の与党とみきわめたようでございます。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そして舟で
鎮江
(
ちんこう
)
を渡って
金山
(
きんざん
)
に登ろうとした。舟が中流へ出た時、不意に一
艘
(
そう
)
の小舟が
擦
(
す
)
れ違った。それに一人の老婆と若い婦人が乗っていたが、その婦人がひどく庚娘に似ていた。
庚娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
地震後に佐渡の
金山
(
きんざん
)
をおとずれ、先日の大地震の時には、さだめし坑内で怪我人も出たであろうと尋ねると、この土地では、地震は前もってわかる、先日の大地震も三日前からわかったので
地震なまず
(新字新仮名)
/
武者金吉
(著)
それで、栄三郎がかつぎ売りに出ている昼のあいだは、泰軒居士は寝てばかりいて、床のなかから豆腐屋を呼んだり
金山
(
きんざん
)
寺を値切ったり……いまではこの家、瓦町長屋の一名物となっているのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
恩徳
(
おんどく
)
の
金山
(
きんざん
)
もこれより山続きにて遠からず。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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衣川の境界の件、
金山
(
きんざん
)
の件。また一ノ関はいま、隣接している本藩領の一部を、自分領に取り入れようとしているが、この件でも大学は真向から反対している。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
一ノ関の領内にある
金山
(
きんざん
)
の所属について、甲斐が、一ノ関に属す、と判定したこと。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
陸前にある
金山
(
きんざん
)
の件である。あらたに兵部宗勝に加えられた領分の中に、伊達家の金山が含まれている。その鉱山から産する金は、兵部に属するか伊達本藩に属するか、という話であった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「一ノ関と岩沼に対する六カ条の件、一ノ関領における
金山
(
きんざん
)
所属の問題、こんどはまた涌谷と寺池のあいだに地境の
諍
(
あらそ
)
いが起こっています、これらも重要だが、家中には奥山どの弾劾の気運が、相当ひろく動きだしているようですが」
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“金山”で始まる語句
金山寺
金山寺屋
金山奉行
金山毘古
金山毘賣