“恩徳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんとく60.0%
おんどく40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帝室ていしつをば政治社外の高処こうしょあおたてまつりて一様いちようにその恩徳おんとくよくしながら、下界げかいおっあいあらそう者あるときは敵味方の区別なきを得ず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
蔵人くらんどさぎならねども、手どらまへた都鳥を見て、将軍の御威光、殿の恩徳おんとくとまでは仔細ない、——別荘で取つて帰つて、ぶしをゆわへて、桜の枝につるし上げた。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
恩徳おんどくの金山もこれより山続きにて遠からず。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
恩徳おんどく金山きんざんもこれより山続きにて遠からず。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)