“恩寵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんちょう88.9%
めぐみ8.3%
おんちよう2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは誰にだって答えられることじゃあなかった、ずっと昔は、てんかんを神の恩寵おんちょうによる病気だとさえ信じられたことがある、そうだな
おごそかな渇き (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
恐しかりきわが罪は、されどかぎりなき恩寵めぐみそのいと大いなるかひなをもて、すべてこれに歸るものをうく 一二一—一二三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
われ君侯二代に仕へ、その恩寵おんちようかうむることすこぶるふかし。願はくば、死せむ後も、太守が江戸表参覲の節には、御行列を地下にて拝し、御武運を護らんと思ふなれ。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)