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恩怨
ふりがな文庫
“恩怨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おんえん
95.0%
おんゑん
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんえん
(逆引き)
加害者にも被害者にも
恩怨
(
おんえん
)
にからまる感情のなかったことはいうまでもないからである。藤作はこのとき、すでに死を決していた。
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
いつか詩人の会でたったいちどちらと顔を合せた事があるくらいのもので、個人的な
恩怨
(
おんえん
)
は何も無かった筈でございますのに
男女同権
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
恩怨(おんえん)の例文をもっと
(19作品)
見る
おんゑん
(逆引き)
これは
夙
(
つと
)
にクライストが「地震」の中に
描
(
ゑが
)
いた現象である。いや、クライストはその上に地震後の興奮が静まるが早いか、もう一度平生の
恩怨
(
おんゑん
)
が
徐
(
おもむ
)
ろに目ざめて来る恐しささへ
描
(
ゑが
)
いた。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
恩怨(おんゑん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“恩怨”の意味
《名詞》
恩 怨(おんえん)
情けと怨み。
(出典:Wiktionary)
恩
常用漢字
小6
部首:⼼
10画
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“恩”で始まる語句
恩
恩寵
恩顧
恩人
恩愛
恩恵
恩誼
恩惠
恩返
恩賜
“恩怨”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
本庄陸男
徳冨蘆花
吉川英治
尾崎士郎
徳田秋声
中里介山
太宰治
菊池寛
江戸川乱歩