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『男女同権』
ふりがな文庫
『
男女同権
(
だんじょどうけん
)
』
これは十年ほど前から単身都落ちして、或る片田舎に定住している老詩人が、所謂日本ルネサンスのとき到って脚光を浴び、その地方の教育会の招聘を受け、男女同権と題して試みたところの不思議な講演の速記録である。 ——もはや、もう、私ども老人の出る幕で …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1946(昭和21)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約34分(500文字/分)
朗読目安時間
約56分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
行
(
ぎょう
)
苦力
(
クリイ
)
主
(
あるじ
)
仇敵
(
きゅうてき
)
噴飯
(
ふんぱん
)
或
(
あ
)
承
(
うけたまわ
)
敢
(
あ
)
柄
(
がら
)
此
(
こ
)
這
(
ば
)
青雲
(
せいうん
)
一行
(
いちぎょう
)
三昧
(
ざんまい
)
下手
(
へた
)
且
(
か
)
之
(
これ
)
乞食
(
こじき
)
人中
(
ひとなか
)
仏
(
ほとけ
)
以
(
もっ
)
依
(
よ
)
傘
(
かさ
)
勿論
(
もちろん
)
卑怯
(
ひきょう
)
反芻
(
はんすう
)
反駁
(
はんばく
)
可哀
(
かわい
)
叱
(
しか
)
呆
(
あき
)
呆然
(
ぼうぜん
)
呶鳴
(
どな
)
喉
(
のど
)
喚
(
わめ
)
嘲罵
(
ちょうば
)
噛
(
か
)
墨汁
(
ぼくじゅう
)
夜叉
(
やしゃ
)
夜鷹
(
よたか
)
如何
(
いか
)
妖婆
(
ようば
)
容赦
(
ようしゃ
)
就
(
つ
)
居候
(
いそうろう
)
工合
(
ぐあい
)
幽
(
かす
)
庇
(
かば
)
店舗
(
てんぽ
)
度毎
(
たびごと
)
復讐
(
ふくしゅう
)
恩怨
(
おんえん
)
息子
(
むすこ
)
悪辣
(
あくらつ
)
愚図
(
ぐず
)
憐憫
(
れんびん
)
戦慄
(
せんりつ
)
所詮
(
しょせん
)
所謂
(
いわゆる
)
手剛
(
てごわ
)
抜
(
ぬ
)
招聘
(
しょうへい
)
掻
(
か
)
提燈
(
ちょうちん
)
敝履
(
へいり
)
旦那
(
だんな
)
林檎
(
りんご
)
桟
(
さん
)
槍玉
(
やりだま
)
横緒
(
よこお
)
欄干
(
らんかん
)
殊
(
こと
)
殴
(
なぐ
)
淋
(
さび
)
為替
(
かわせ
)
焼芋
(
やきいも
)
煩悶
(
はんもん
)
狼
(
おおかみ
)
狼狽
(
ろうばい
)
甚
(
はなは
)
疎開
(
そかい
)
痩
(
や
)
的
(
まと
)
硯箱
(
すずりばこ
)
素手
(
すで
)
綺麗
(
きれい
)
総領
(
そうりょう
)
罵
(
ののし
)
罵言
(
ばげん
)
薄縁
(
うすべり
)
蟄居
(
ちっきょ
)
袖
(
そで
)
謂
(
い
)
譫言
(
うわごと
)
豚
(
ぶた
)
赤蟻
(
あかあり
)
蹂躙
(
じゅうりん
)
較
(
くら
)
醜男
(
ぶおとこ
)
野分
(
のわき
)
金盥
(
かなだらい
)