“店舗”のいろいろな読み方と例文
旧字:店舖
読み方割合
てんぽ61.1%
みせ27.8%
みせや11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし焼跡が一つ一つ消えていって、木の香も高い店舗てんぽがたつとさすがににぎやかさを加えて、だれもみんなうれしくなった。
一坪館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
店舗みせにはみな煌々とあかりがついて、通りかかる女たちも、人も、物も、すべてこの春の黄昏たそがれの幸福な安逸と、生の楽しさとを物語っていた。
孤独 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
浅田家の方の側は、ずっと門構えのしもたやばかりであるが、向い側は市外の発展を見込んで二三年前に出来た店舗みせやが、とびとびに並んでいた。
秘められたる挿話 (新字新仮名) / 松本泰(著)